新潟市中央区信濃町のウオロク隣の地下にあった
スパゲティ屋ロッソが閉店していました。
いつかは分かりませんが、今日たまたま近くにいたので
行ってみたら何と閉店。。
張り紙が貼ってあったので・・・
この通り
かなり長年にわたってだったので驚きました。
この地下は三吉屋とクリーニング店と床屋があるくらいかな。
立地も含めて厳しいのですかね。。
○2016年2月17日
関屋と言いますか、正確には信濃町ですね。
116号線を青山方面に向かっている時に
以前から気になっていました。
ウオロク信濃町店の隣にあるビルの地下。
年季の入ったビルですがそれが良い雰囲気。
それも中心街ではなく、このような場所にあるのが
いいですね。
昔はこのようなスーパーの近くに
ミニ商店街のように喫茶店や花屋やクリーニング店が
あったものです。
ここを通るたびに気になっていました。
そしてもっと気になっていたのが
こちらのかんばん。
「スパゲティ屋 ロッソ」
「パスタ」ではなく「スパゲティ」というのが
いいですね。
気になっていたこのお店に
とうとう、行ってきました!
この古い感じの商店街、、
と言いますか、商店街だったであろうところ。
喫茶店もありますが、
このシャッターが寂しくもあり、歴史を感じて
好きです。
そしてこの商店街の真ん中あたりに位置する
お店。
行く前までは、喫茶店風のお店で
B級スパゲティを並べているお店だと
勝手に想像していましたが、、
違います。
本格的なパスタ専門店です。
そして中に入ると店主さんだけ。
お客さんは私一人。
カウンターが基本です。
真ん中あたりに座りました。
テーブル席が1つあります。
そして逆側。
ちなみに後ろの壁には
「アルビレックスチアリーダー」
のサインがありました!
席に着くと、おもむろに
ランチメニューを差し出してくれました。
少し下調べして「カルボナーラ」を食べようと
思っていたので、カルボナーラを注文。
「本当のカルボナーラ」
というメニューでした。
壁にも色々と面白い言葉が貼ってありました。
「パスタをラーメンのようにすするお客さんが
減ってきて嬉しい」
とか。
もちろん、これは他人事で捉えてはいけません。
店主さんなりの優しさです。
目の前でベーコンを焼いて調理している姿を
拝見しながら、しばらくすると出てきました。
目の前で焼いていたベーコンがたくさん、
味付け最高、麺最高。
確かに、他で味わったことのない
カルボナーラです。
「普通」に美味しいです。
「普通」と言ったのは
例えば、5000円のカルボナーラがあったとして
その場合、色々工夫していますよね。
でも、こちらは1,000円です。
このクオリティで1,000円。
誰でも食べれて誰もが美味しいという味です。
麺はこんな感じです。
見てのとおりの美味しさ。
他のメニューも嫌味のない程度に一言添えてある
メニューばかりです。
その一言も控えめなんですが
味に自信がなければ表現できない言葉です。
あと、某サイトで店主さんのことが
色々と言われていますが、
とても紳士で素敵な方です。
「スパゲティ、巻いて食べるって教わらなかった?」
突然、言われましたよ(笑)
こちらのお店はスプーンの提供をしないお店です。
まあ、そもそもパスタをスプーン使って食べるって
本場イタリアではないそうですからね。
それはさて置き。
これを言われただけではなく、
なぜ店主さんが私に言ったかを
教えてもらいました。
その後色々とお話して、私は店主さんが
大好きになりましたね。
「また来ますね!」
と言ったら
「またね!」
という感じでした、最後は。
今時の言葉で言えば不器用な方なのだと
思いますがとても優しい方なのだと思いました。
ファミレスなどのように
丁寧な接客を求めて
「お客様は神様だ」
と思っているような方はいかない方が
いいです。
お店にとっては「疫病神」ですからね。
お金を払う方が偉い、という思いでは
いかない方がいいです。
人と人。
お金とパスタの物々交換で
どちらが偉いわけでもなく、対等である
くらい思える方なら不快に思うことはないでしょう。
いや〜、勉強になりますよ!
万人にとは言いませんが、
超おすすめのお店です。
パスタのみならずお店として。
○スパゲティ屋ロッソ
新潟市中央区信濃町2−11
http://gata21.jp/archives/5266421.html
1996年8月8日に開業したみたいですね